他の修了生の方々の表現とご感想

2021年11月28日、基礎コースが修了しました。

基礎コースでは、色彩学の基礎と色彩心理の基礎として末永メソッドを学びます。

1番の特徴はカラーヒストリーの作成です。

これは色彩学校オリジナルのもので、自分の今までの人生を色彩を通して、振り返ってみようというものです。

私たちの色彩感覚や色の好みは心理的、物理的な環境の中で培われたものです。

その時期、その出来事を色で表していくと自分に対する新しい見方が出来るようになります。

なぜ私はその色が好きなのか、なぜその色が嫌いなのかの理由も分かってきます。

カラーヒストリーは単に過去を振り返るものではありません。自分の過去を今の自分に

生かしていこう!というものです。

今回生徒さんの了解を得てカラーヒストリーを終えた今の気持ちとぬり絵を掲載させて頂きました。

選ばれたぬり絵の絵柄は 「木」 です。

ドッシリと立ち、沢山の葉や実がなり、鳥や蝶が飛んでいます。木の足元には草花が咲き、見るものを幸せな気持ちにさせてくれます。左上から光が降り注いでいます。

ご本人がご自分の人生を肯定的に受け止めて、これからの人生をポジティブに進みたいと思っていらっしゃるのがよく分かります。

上記の書き起こしです。

胸がいっぱいになっています。

自分の人生を全部受け止められてます。

こんな思いは始めてです。

過去にはグチでしかなかった私ですが、

それらを自分の人生として、前向きに受けとめていて、

これから先も、一本道が見えています。

今年は家族がテーマだったです。

まとめて行くのに、気が重い感じがありましたが、大丈夫と思えます。

カラーヒストリーの素晴らしさを実感した基礎コースの最終回でした。


2021年3月28日、実践コースが終了しました。

9月スタートの基礎コース、1月スタートの実践コース、合わせて半年間、

色彩の持つ心理的な意味を知ること

自分だけの色彩の意味を探るカラーヒストリー

ぬり絵表現の読み解き

インストラクターとしてやっていく技術

受講者の方には、多くのことを学んでいただきました。

ここで身につけたことを今後どう生かしていきたいか?

気持ちにピッタリくる図柄のぬり絵に表現していただきました。

この講座に対するご意見もいただきました。

掲載のご許可をいただいたものを載せさせて頂きます。

“包まれたい”という図柄のぬり絵を選ばれました。

親鳥の方がご自分で、

「色彩ぬりえセラピーで包んであげたい。多くの方に役立てたらいいな。」

というお気持ちだそうです。

あたたかく、優しいピンクにつつまれた黄色いひよこがとても安らいでいるようです。

下の草もふわふわしていて安心感もあり、今後きっと夢を実現されていくことと思います。

上記の書き起こしです。

自分探しをしている時に、色彩心理Basicクラスがある事をネットで知りました。

体験させていただいて、どんな占いよりも、腑に落ちる事を経験できたので、受講する事を決めました。

約半年間、先生に丁寧に教えていただき、色に対しての感じ方が、少しずつ変わっていくのが、わかりました。

そして、その半年間、ずっと同じ感情の自分ではない事も、実感しています。

それも、先生がいつも笑顔で温かく聴いて下さるので、前向きに考える事が出来ました。

はじめは、軽い気持ちで夢を話していましたが、Cコースが終わって、セラピーの活かし方を改めて、考えた時、その軽い夢を現実にさせようとしている自分に気が付きました。

40代という事で、時間も気になり、残された時間で、今の私が出来る事の後押しをして下さった先生に感謝しかありません。

自分で選ぶ色が語りかけてくる世界は、本当に素晴らしく、個性を引出しで下さった事を、周りの方にも伝えたい気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。


2019年11月03日

色彩心理Basicクラス、基礎コースの近況報告

9月にスタートした色彩心理・基礎コースも、今日11月3日で5回目です。今回はこのコースのハイライトである“カラーヒストリ-”の発表です。カラーヒストリ-とは、色彩学校のオリジナルの手法です。子供時代からの記憶に残る色を、専用のワークシートに、順番にクレヨンでぬります。その横にその色に関するエピソードや当時の気持ちなどを書いていきます。自分独自の心の感じ方、「心のクセ」がどのようにして作られたのか?色彩によって過去をさかのぼることで、原因が見えてくるのです。このカラーヒストリ-は、「そうか!だからなんだ!」と、腑に落ちる爽快感を経験できます。

このぬり絵はお2人とも発表が終わったあとで、今の気持ちを表現していただいたものです。お2人とも黄色がとても印象的です。ご自分を肯定し、未来に希望を感じられているのではないかと思います。

次回最終回は、このコースのまとめです。楽しみましょう!


2019年11月01日、ワークショップ

今回参加して下さったCさんは、色彩の勉強の切り口の1つとして、色彩セラピーも面白いのでは、ということで来てくださいました。

前もってのテーマは“ストレス解消”ということでしたが、今の自分の心の状態を確認する意味で「オーラぬり絵」をぬっていただきました。

表現されたぬり絵の色をいろいろ読み解いていくうちに、「今転機を迎えているのかも・・・。でもこれといってまだ定まっていない。」というような気持ちに気づかれた様でした。

2枚目に選ばれたぬり絵では、今まで使われなかった色や配色をぬってみたくなったということで、とても楽しんでぬっていただきました。きっと、今までと何か違ったものを求めていらっしゃるのかもしれません。

色は心の言葉です。日頃は埋もれている心の奥から、私たちに多くのことを気づかせてくれます。


2019年06月09日(日)、ワークショップ。

今回は、「コミュニケーション」が、テーマです。

参加して下さったBさんは、近くで色彩セラピーの出来るところを探されていたそうです。テーマが面白そうなので、今回参加されたということです。

1枚目のぬり絵で、自分と自分をとりまく家族・友人などを色で表していただきました。色と自分の思いを読み解きながら、自分でも気がついていなかった、その人との共通点など、いろいろな気づきをされていました。

2枚目で選ばれたのは、「オーラぬり絵」という絵柄でした。1枚目でいろいろな気づきがあった上で、今の自分を表現してみたいということでした。

1枚目、2枚目のぬり絵を通じて、自分でも気づいていなかったことを発見されたようでした。「楽しかった。」と言っていただけて、うれしいです。

色を介することで、コミュニケーションを“客観的”に見ることができるのも、色彩アートセラピーのすばらしいところです。